「Zenith4」の第1弾、ジャーマン記事2009年12月の改訂版です。

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皆さんこんにちは。

先月「モーターショー」が開催されましたが、皆さんは見にいかれましたか?

私は今年も私用が重なり行けずじまいでした。(大人になると色々な行事があって、なかなか行けないですよね。)

今回のモーターショーでは「BMW」のライバルになりそうな「スポーツモデル」の発表が多かったので、正直見られなかったのは本当に残念。

「トヨタ」のLFAや86のコンセプトカー、「ホンダ」のCR-Z、などは「BMW」の1.3.6シリーズと真っ向勝負的なスポーツモデルでしたからね。

ホント、見てみたかったんですけど、今回も雑誌で我慢するとしましょう!

さて、本題に入りましょう。

今月から新企画「Zenith4」をスタートしていきます。

テストカーは初代「Z4」!マッチョなボディに2.5Lのエンジンユニットを積んだモデルをチョイスしました。

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本来は3.0Lのトップモデルでテストを行うのが良いのでしょうけど、そこは「つたえスピリッツ」を発動!

2シーターオープンの醍醐味は何と言っても「軽さ」や「爽快感」です!!

トルクフルで直線番町的なエンジンよりは、高回転に安易に持っていける2.5Lを選択した方が楽しいと考えたのです。

さらに忘れてはいけない維持費や購入価格、この辺りの要素まで考慮するとやはり「2.5L」でしょうとなりました。

細かいスペックとしては2003年モデルで走行6.2万キロ、ディーラーオプションの18インチホイールのランフラットタイヤ、HDDナビゲーション、ハードトップが付いている少し過走行のノーマル車両です。(販売用ホームページにも載っています。)

この車両を23年5月まで手をかけていく予定です。

目指すは、「セカンドライフに似合うスペシャリティカー」!

都心でのディナーから中距離旅行まで、目的地まで疲れを感じない「楽」さと、ゆとりを感じさせる「スタイリッシュ」で「スマート」なイメージを出せる車両に仕上げていく予定です。

では、さっそく走行テストから始めましょう。

乗り始めて10分も経たない内に、驚く事が沢山出てきました。

まず驚いたのが、性能的にはそのままでも申し分ないほど「走破性」があり「高級車感」がきちんと備わっている車である事です。

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Z3オーナーさんには失礼な言い方かも知れませんが、正直初代Z3のそれ・・・とは大違い!

高速走行時の安定性もショートホイールベースの割には安定していて、昔のアルピナの様な味つけがされています。

正直、自分が好きな乗り味ですね。

オープントップは思っていた以上にしっかりした作りで、「軋み音」や「コトコト」といった異音もかなり少なく、高レベルに仕上がっている車なのだと思いました。

目指している「車両」にするにはもってこいの車両ですね。

というか・・・ほぼベースはノーマル状態で出来上がっている感じです。(^ー^;

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しかし、不満な点が全く無い訳ではありません。

やはり「目指す車両」には、多少の改良が必要そうであることも走行テストで分かりました。

まずドアの開閉音!これは、かなり安っぽい!(-ω-;んー・・・・

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ここは、真っ先に手をつけないとイケナイ部分ですね。

後期のZ4では対策がされているのか?、かなりいい音質(重い音)になっていました。

ドアの開閉音については、前期/後期を比べながら安価にできる対策を考えましょう。

そして、乗り降りを何回か繰り返しているとズレてしまう「フロアマット」も、作り直しを検討しないといけなさそうです。

後は、オープントップならではの風の巻き込みの対策や助手席の不快感要素を研究し、助手席でも「オープンカー」を長い時間楽しめる様な改良を施してみたいと考えています。

走りに関しては、路面情報を拾いすぎる「ランフラットタイヤ」の対策から行っていきます。

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ショックアブソーバーの容量の見直しからスタートしてみようと思っているのと、スペーサー取り付けによる「トレッド幅」の拡長により「付き上げ感」を少なくし、直進安定性を向上させるセッティングを出そうと思っています。

その他にはスパークプラグのテストや、オイル類などのテストも行っていこうと思っていますので楽しみにしていてください。

とりあえず、今回は初回ということで簡単な車両紹介と方向性の説明までにしておきますね。

次回は「まずは消耗品交換から!」と題し、中古車で最低限抑えておきたい交換部品を紹介していきます。

それでは皆さん、また次回お会いしましょう。